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「趣味としてやっている」使用停止指導無視か、無許可ライブハウスでライブ開催　市は「より強い措置」検討

札幌市東区のライブハウスが、市から建物の撤去と使用停止の指導を受けていたにも関わらず、ライブを開いていたことがわかりました。 鈴木麻友記者） 「ギターでしょうか。楽器のようなものを背負った男性がライブハウスに入っていきます」、「開演間近となりました。車が続々と入っていきます。人がどんどん増えていっていますね」。 札幌市東区東雁来町にあるライブハウス。札幌市の市街化調整区域に無許可で建てられています。市は、これまでに２度、建物の使用停止と撤去を求める文書指導を行ってきました。今月３日、ライブハウスを建てた男性は、ＨＴＢの取材に対し、こう答えていました。 ライブハウスを建てた男性） 「営業は取りやめた。撤去する意思はある」。 しかし、今月２３日… 鈴木麻友記者） 「入口からでもライブハウスの前には多くの車が停まっているのが分かります。中からはバンド演奏や歌声も聞こえて営業しているのが分かります」。 楽器を持った人などが続々と中へ。ライブが開催されていました。 入口に貼りだされた案内を見ると、午後２時半から午後９時すぎまで９組のコピーバンドが演奏し、入場料として１５００円を集金することになっています。 これは、ライブハウスの営業ではないのか？再度、建物を建てた男性に取材すると… ライブハウスを建てた男性きょう 「営業ではないです。仲間内で集まっているだけですから。電気代がかかるとかそういうので少しは集めてますよ」。 札幌市は市街化調整区域内の違法建築物については撤去の指導を重ねたうえで是正の可能性が低い場合に、行政処分にあたる「除却命令」を出すことにしています。 札幌市　秋元市長） 「営業の有無だとか、あるいは建物の規模だとか。そういったものに応じて、かなり強い指導処分といいますか。そういったものを行っていくための基準ということを今、検討しております」。 市は「除却命令」を出す基準をつくり、新年度に入る４月１日から運用することにしています。東区のライブハウスが「除却命令」の対象になるかは明らかにしていませんが、建物を使用していた場合は、「より強い措置」を検討する必要があるとしています。 ライブハウスを建てた男性は、今後の対応について。 ライブハウスを建てた男性） 「撤去の意思はありますよ。今後もここで仲間内の集まりをやっていくのかと聞かれたら、分かりませんね。ぼくは趣味としてやっているんだから、それを分かってほしいです」。 ▼HTB北海道ニュース　公式サイト https://www.htb.co.jp/news/ ▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」 https://www.htb.co.jp/news/info.html ▼HTB北海道ニュースのSNS Twitter　  / htb_news   Facebook　  / htbnews   TikTok　  / htb_hokkaidonews   #HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース