【暴露】東大卒外科医が美容皮膚科クリニックを経営しはじめた3つの理由 скачать в хорошем качестве

【暴露】東大卒外科医が美容皮膚科クリニックを経営しはじめた3つの理由

私が外科専門医でありながら、美容皮膚科クリニック＠銀座の経営者となった3つの理由について、自己開示します。 ①プロ経営者として武者修行する為。 医療業界は、「保険診療」「自由診療」という二つの形態に分かれます。 皆さんがイメージする医療は、基本的に保険診療が主ですし、私自身も保険診療を担うべくキャリアを歩んできました。 しかしながら、保険診療は社会インフラの側面があり、公的機関が値決めをしています。 値決めは経営の最も神聖な領域とされ、経営者としての力量向上が限定的という側面もあります。 大事なものを守る為に、自分自身がプロ経営者になることを決意した時、私は自由診療領域に飛び出すことを決めました。 ②肺移植領域では資金調達が絶望的だった為。 保険診療では、常に財源確保が問題となります。 心臓（ペースメーカー、カテーテル）や整形外科領域などでは、医療デバイスメーカーが。 がん総論や免疫総論では、製薬会社が。 それぞれ、資金を捻出して、寄付ないし事業共創を行います。 しかしながら、肺移植は、移植臓器の中で唯一、外気に触れる（＝感染症のリスクが各段に高い）臓器です。 それ故、人工物（感染症と相性が悪い）を扱うデバイスメーカーは資金を拠出出来ません。 また、マーケットサイズから、製薬会社もニッチな呼吸器領域に特化した資金を拠出出来ません。 自分自身が、道楽として寄付するか、経営戦略の一部として組み込むか、の二択しか有りませんでした。 後者の道を選ぶことになります。 ③美容皮膚科クリニックの経営ならば、他Dr.にとっても再現性がある為。 私が美容外科医としてどんなに成功しても、それは個人の成功であって、社会の成功ではありません。 より良い社会の実現の為には、医師という属性集団がいきいきと輝いていて欲しいのです。 それ故、同じ境遇の医師の方々にとって「自分も出来る筈」というキャリア選択であってこそ、意味があると思っています。 ”薬液”に拘った美容皮膚科クリニック（マーケットが大きい）経営を通じて、結果的に、肺移植領域に薬液領域の資金拠出が出来たならば。 それは、一つのStoryとして、勇気付けることが出来るのではと思う次第です。 私が悩み、苦しんだことを、少しずつ言葉に出来る様になってきました。 自分の後進、若手Dr.の方にとって、キャリア選択の参考になれば幸いです。 また、一般の方々にとっては、そういう葛藤、苦悩を医師が抱えていることを知ることで、医の本質を知るとっかかりになると幸いです。 感想・質問など、どうぞご気軽にコメントください。チャンネル運営の励みになります。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 銀座アイグラッドクリニック院長の「乾雅人」が医学・医療・医者の常識を揺さぶるチャンネルです。「医」にまつわるウソとホント、面白さをお届けしていきます。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■乾雅人プロフィール 東京大学医学部卒 医療法人社団 創雅会 銀座アイグラッドクリニック　理事長・院長 株式会社クリオ・メディシス 専務取締役 株式会社サンユーメディカル 顧問 株式会社データック 　　　　顧問 銀座アイグラッドクリニック：https://ginza-iglad.com TikTok：  / dr.inui　   Twitter：  / igladclinic   #東大医学部 #美容皮膚科 #医者