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ダウ・ジョーンズ リスク&コンプライアンスでは、今年5月に公表された外国公務員贈賄防止指針の改訂を受け、ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)パートナーである吉田武史弁護士を講師にお迎えし、日本企業における海外贈賄対策に向けた実務的な取り組みに関して議論いたします。 2019年のOECD贈賄作業部会による第4期対日審査での勧告事項への対応を含む今回の指針改訂では、海外腐敗行為防止法(FCPA)や英国贈収賄防止法(UKBA)といった域外適用される外国法令に関する意識の向上やエージェント起用時のデュー・デリジェンス実施の重要性、スモール・ファシリテーション・ペイメントの原則禁止などを始め、海外子会社を含めたグループ全体での贈賄防止への取り組みの重要性が強調されています。 コロナ感染症の封じ込めに関連した世界経済の停滞が、将来的な贈収賄事案の増加につながる可能性は否めないという見方もあります。海外贈賄行為の防止が企業の社会的責任の中核的な取り組みとして位置付けられている中、実務的な側面からの本ウェビナーでの議論を皆さまの海外贈賄対策プログラムの立案・実行にお役立て下さい。