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【全国旅行支援】 世界の旅のトレンド「サステナブル・ツーリズム」とは？【専門家が解説】（2022年10月11日）

サステナブル・ツーリズムとはいったいどんな旅なのでしょうか？訪日旅行者向けプラットフォームサービスを提供する会社を立ち上げるなど世界の旅のトレンドに詳しい加藤史子さんに聞きます。 　―――サステナブル・ツーリズム（持続可能な観光）とはなんでしょうか。 まさに読んで字のごとくですが、要するに美しいビーチリゾートがあってそこにウミガメとかお魚が泳いでいる場所があったとして、とても人気がでて観光客がやってきて、もしゴミとかで生態系を破壊してしまったら、その観光地は美しいビーチリゾートとして楽しむことができなくなってしまうため持続可能ではなくなります。 そのため、例えば旅行者のビーチリゾートへの入場を制限したりですとか、旅行者の使うお金から生態系を守ったり環境を守ったりする費用を寄付金としていただくなどをしていくことが、サステナブル・ツーリストといいます。 　―――お客さんがたくさん集まってその時一時的には観光地としていいかもしれませんが、観光地として持続できるようにしていくようにするということですね。 そうですね。環境にも地域住民にも旅行者にも、観光商品を生業としている方にも全員が幸せになる、持続可能なものを目指すことがサステナブル・ツーリストになります。 　―――サステナブルな旅行先として世界で注目されている場所が東海地区にもあります。 岐阜県白川村が、2020年世界の持続可能な観光地100選にも選ばれておりますが、どんなところが注目されているのでしょうか。 白川村は、世界遺産に指定されていること、高速道路ができて道路が通っているため、日本人の観光客もマイカーで行きやすくなったため2008年以降日本人の旅行者も増えました。 旅行者が増えることは喜ばしいことではありますが、合掌造りの昔ながらな静かな村ですので、観光客が増えることにより地域住民の生活が脅かされることや、環境が破壊されてしまうリスクがありました。 そこでいち早く冬のライトアップの時期には入場を制限することや、合掌村の真ん中を通る道路は車の立ち入りを禁止するなどの対策にいち早く取り組んだのが白川村になります。 　―――持続可能にすることはよくわかりますが、観光客の人数が減ることでおみやげ物店などの売り上げが減るなどの懸念があるかと思いますが、そのあたりはどのようにバランスをとっているのでしょうか。 特にインバウンドの方にとっては、今日から入国ができますが、円安で日本のすべてが海外から見たらお得になっております。 日本の方は、サービスで無料やお安くするおもてなしの気持ちが高いかと思いますが、これからは高付加価値を目指すことが必要になります。 いかに自分たちのサービスや物に自信をもって高い価格で売ることが必要になります。 人数ではなく一人当たりの単価を増やすことで、観光による経済普及効果を高めていく必要があるかと思います。 ▼チャンネル登録はコチラ↓↓応援お願いします！    / @aichi-news   ▼愛知のニュースHP https://news.tv-aichi.co.jp/ ▼ニュース公式SNS 　 　◇Twitter（情報提供はこちら）　　 　　  / news_tva   　◇TikTok 　　  / tva_news   【主な報道番組】 ▼5時スタ　月～金　17:00～17:25 今、気になるニュースを「暮らし」に密着した視点で伝えます。 https://tv-aichi.co.jp/5sta/ ▼TXNニュース 土日　17:20～17:30 日本や世界の最新ニュースをコンパクトにお伝えします。 ▼映像提供はこちら https://tv-aichi.co.jp/newspost/