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夜のスケボー集団「もんすけ調査隊」2020年11月4日放送

視聴者からの疑問や悩み、暮らしの中のハテナを調査する 「ＨＢＣもんすけ調査隊」きょうのテーマは…　 「夜の大通公園に現れる、スケートボード集団」です。 道行く人が危険を感じています。 日中は、家族連れや観光客で賑わう札幌・大通公園が 夜は違う一面をのぞかせているといいます。 【50代女性】「大通公園で夕方から夜にかけてスケートボードを滑る若者たちがいます。音もすごいし、けが人が出ないか心配です。公園でスケートボードをしていいのかも含め、調べてください」 早速、調査員が大通公園に向かいました。 夜の8時から撮影を始めると…。 【調査員】 「噴水の周りをかなりのスピードを出して滑っています」「歩行者の人がいますがど真ん中を滑っています」「かなり勢いがいいですね」 スケートボードの集団が周囲を気にせず、 大きな音を立てて滑っていました。調査隊が直撃すると…。 夜の大通公園で、危険な乗り方を繰り返すスケートボードの集団。 なんとも近寄りがたい雰囲気で、市民も危険を感じていました。 【男性市民】 「スケボよくないなって思いますね。公園内で特に危ないし」 【女性市民】 「ただ禁止にするっていうよりスケボーができる場所とかが明確に決まっていればいいのかなと思います」 【音・「ピンポンパンポン♪」】 「公園内でのスケートボードの走行は、都市公園条例で禁止されています」 公園ではスケートボード禁止を知らせる放送が流れています。 調査隊が直撃しました。 【記者】 「スケボがダメなのは知っていますか？」 【スケートボードの人】 「たまにピンポンパンポン♪という音はきいたことがある」 【記者】 「それでも滑っていたのはなぜ？」 【スケートボードの人】 「滑る場所がないからです」】 ＨＢＣの映像ライブラリーで、 大通公園のスケートボードを調べました。 すると18年前、2002年の特集で、この問題を取り上げていました。 衝突でけが人が出たほか、公園設備の破損もひどいことから、 条例で禁止されていたのです。 【当時のインタビュー】 「スケボーにやられて、花壇の角が丸みを帯びてしまって」 ところが禁止後まもなく、若者たちは夜の公園に集まり滑り始めました。 18年経った今も監視の目を避けながら 夜のスケートボードは続いているのです。 【記者】 「大通公園で、スケートボードが禁止されているのは知っていますか？」 【スケートボードの人】 「はい知っています」 【記者】 「禁止なのに滑っていたのはなぜですか？」 【スケートボードの人】 「滑る場所がない」 「滑る場所」を求めて、集まる若者たち。 札幌市は対策として大通公園の代わりに 3つの公園を練習場として開放しています。 【札幌市みどりの管理課・岡崎孝弘課長】 「西区の五天山公園、豊平川緑地の河川敷の一部、手稲区の手稲緑道の場所につきましてはスケートボードができる場所になりますので、ぜひそちらをご利用いただきたい」 監視の目を避けて夜に若者が集まる。 大通公園は長年にわたる「いたちごっこ」が続いていました。 #疑問#検索#北海道#札幌#hokkaido#sapporo HBCもんすけ調査隊は、SNSで寄せられた疑問を全力取材！ 皆さんが抱えている「なぜ？」「どうして？」をHBCが全力で取材します。 日々の暮らしで感じた疑問や悩み、困っていることなど、 皆さんから寄せられた情報をもとに取材を進め、 少しでも北海道を良くしていけるような調査報道を目指します。 https://www.hbc.co.jp/news/chousatai/