対談：「ズバリ聞く！電子帳簿保存法の要件解釈や疑問点と今後への期待」 скачать в хорошем качестве

対談：「ズバリ聞く！電子帳簿保存法の要件解釈や疑問点と今後への期待」

【登壇者】 国税庁 課税部課税総括課 課長補佐　宮本 温大 様 国税庁 課税部課税総括課 税務手続第二係 係長　森永 浩太 様 デジタルトラスト協議会 理事　森口 亜紀 【講演内容のポイント】 ●タイムスタンプの代替要件解釈の誤解 ・「訂正削除の履歴が確認できるシステム」であれば要らない？ 　⇒スキャナデータに「タイムスタンプ付与」と「訂正･削除の履歴が確認できるシステム」で保存は別要件であり、共に満たす必要がある ・「クラウドサービスで保存するシステム」であれば要らない？ 　⇒客観的にそのデータ保存の正確性を担保できるシステムであることが必要 ・「自社の仕組みでNTPサーバと時刻同期するシステム」であれば要らない？ 　⇒時刻証明機能を他社へ提供しているベンダー企業以外は、タイムスタンプ代替要件を満たせない ●現場で見られる疑問点の解説 20:40 ・電子取引データの真実性の要件における注意点 　⇒訂正削除履歴が残る又は訂正削除できないシステムで取引データの授受および保存が必要（保存だけでなく授受も行う必要あり） ・PDFの添付機能による保存 　⇒PDFの添付機能を活用することにより、多様なファイルフォーマットもPDF＋タイムスタンプで保存可能（一問一答に記載する予定） ・運用時の過失による不備への対応（タムスタンプ付与漏れ、入力期間超過、データが見つからない等） 　⇒不備報告書による対応が可能 ●データポータビリティ（現行システムから他システムへの移行時の留意点） 32:57 ・JIIMA発行のガイドラインが参考となる ・予めデータ移行も見据えて、どのように真実性の要件を満たすのかを検討することは重要 ●コストの考え方とタイムスタンプの優位性 38:31 ・タイムスタンプはシステムや人的運用に依存せず、確からしさを証明出来る