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【サンレー】一条真也（佐久間庸和）の名言紹介

佐久間庸和（ペンネーム・一条真也）は、株式会社サンレー代表取締役社長であり、作家としても活動しています。本動画では佐久間庸和（一条真也）の名言や思想をお届けします。 「死は最大の平等である」――これは、わたしの持論であり、サンレーグループの理念でもあります。ラ・ロシュフーコーは「太陽と死は直視できない」と語りました。たしかに両者には「見えない」という共通点がありますが、わたしはそこにもう一つ、「平等」という共通点を見いだします。太陽は、美しい花にも荒れた地にも、区別なく光を注ぎます。同じように、「死」もまた、すべての人に等しく訪れるものです。 「生」は平等ではありません。人は生まれながらにして、境遇も健康も異なります。しかし「死」だけは、誰に対しても公平です。王も庶民も、富める者も貧しき者も、その瞬間を迎えることに違いはありません。この一点において、人類は完全に平等なのです。だからこそ、わたしたちはこの世での営みをどう生きるかを問われています。 数多くの臨死体験者が語るのは、苦しみではなく、不思議な安らぎと光の感覚です。宗教や文化を越えて、共通するのは「安堵」と「包まれるような幸福感」。それは、生きることの延長線上にある大いなる調和の感覚なのかもしれません。終わりではなく、自然の摂理の中に溶け込む瞬間。そこには区別も差別も存在しません。 わたしたちサンレーは、日々お世話させていただくすべての葬儀を「人類平等」という理念のもとにとらえています。どんな人生にも尊厳があり、どんな別れにも意味がある。太陽の光がすべての命を照らすように、葬送の儀式を通して、すべての人に「尊重」と「安らぎ」を届けたい――それが、「死は最大の平等である」という言葉に込めた、わたしたちの想いです。