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大分合同新聞印刷センター　完成竣工式

大分合同新聞社の新印刷センターが１１日、大分市佐野地区の大分流通業務団地内に完成しました。最新鋭の新輪転機を２セット配備し、より鮮やかで高品質の紙面をお届けします。施設は今後、見学コースを設けて来年６月にグランドオープンする予定です。大分合同新聞社は来年の２０１６年に創刊１３０周年の節目を迎えます。新印刷センターはその記念プロジェクト事業の一環です。 　建物は免震構造の鉄骨地下１階・地上３階（延べ床面積約６１００平方メートル）。市内府内町の本社から１０・５キロ離れた海抜６５メートルの高台にあります。東日本大震災クラスの巨大地震が起きても新聞発行が可能な造りです。 　輪転機の大幅更新は、本社ビルに新築移転した１９９５年以来２０年ぶりです。 　印刷能力は最大４０ページ（従来の１・２５倍）、カラーも最大２４ページ（同１・５倍）に対応し、１時間に最大１６万部の高速印刷などが可能です。 　１１日は午前１１時から現地で竣工（しゅんこう）式があり、関係者約６０人が出席。長野健代表取締役社長、印刷センター長の長野景一代表取締役副社長らが神事で玉串をささげ、「地域密着」の発信拠点となる新施設での印刷がスタートしました。