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飼育崩壊！猫飼いに多い『アニマルホーダー』で破滅する前に！

【アニマルホーダーとは】 『アニマルホーダー』とは、異常に動物を集め限界を超えて飼う人。 『過剰多頭飼育者』とも訳されている。 ドイツやアメリカなどの動物保護先進国では、 既に10年以上前から深刻な社会問題化。 全国各地で、猫の多頭飼育による問題が発生。 ニュースでも『飼育崩壊』として話題に。 2017年神戸市市営住宅で猫の多頭飼育が記事に。 住人は40代女性。部屋には猫が53匹放置され、悪臭、大量の糞尿、 猫の死骸が散乱、窓から夥しい猫が顔を出すなど。 …結局飼い主は、強制退去処分された。 猫は、他のペットに比べ、体も鳴き声も費用も小さく、隠しやすい。 その結果、猫を収集するボーダーが圧倒的に多い。 【アニマルホーダーになる人の特徴は】 ・周囲から監視されない。 ・猫について正確な情報収集をしない。 ・周囲の意見や迷惑を気にかけない。 ・自分の世界に没頭する。 ・孤独に弱い。 ・動物に対する間違った愛と執着がある。 ・貧困者（不妊去勢手術の費用がないため） ・自分本位。時間や約束にルーズ。 ・猫飼いが多い（周囲から察知されくいため）。 知識もなく客観的な視点がないために、 保護猫が増え、さらに繁殖することの繰り返し。 自分のキャパを越えて過剰に飼込む。 餌、トイレ、環境など無頓着で非常に不衛生な状態。 病気や死亡は当た当たり前で、白骨遺体が押し入れに放置されていたりする。 【なぜネコが犠牲になりやすいのか？】 猫は散歩が不要。 鳴き声などの騒音の心配がない。 飼育費用も安い。 捨て猫など、手に入りやすい。 ハードルが低く非常に手軽。 高齢化や核家族化、共働き世帯の増加。 外で野良猫を見ては連れ帰る。それを繰り返す。 家中で繁殖。飼育費が膨らみ、自分の生活まで崩壊。 自分が普通ではないことへの自覚がない。 【この症状に陥る原因は？】 基本的には、孤独感が原因。 人に向けるべきエネルギーが、ネコにいってしまっている状態。 周囲から孤立し、動物へ過剰に依存してしまう。 今後も高齢化が拍車を。 アニマルホーダーは性格ではない、心の病気 ゴミ屋敷の住人と、非常に近い心理状態。 執着の対象が、ゴミでなく動物になった。 生育歴やトラウマが関係か？ 本人には病気である自覚なし。 一番多いのが、中高年の一人暮らしの女性。（男性も、若い人や夫婦もいるが）。 クレームを受けても話し合うことが非常に困難。 自宅を絶対他人に見せない。 去勢や里親探しにも消極的。 アニマルホーダーの再発率はほぼ100%に近い。 病気の自覚がないため、カウンセリングなどは困難。 【アニマルホーダーの今後】 65才以上の高齢者は3342万人中単身世帯は562万人。 今後はさらに増えていく（顕在化？）可能性が大きい。 １度アニマルホーダーに陥ると自力での解決は難しい。 行政やボランティア団体などの手を借りるしかない。 ――多頭飼育に陥る前に、防ぐことは可能か。 飼い主の自覚と自力を願うのは無理。 周囲の早期発見、早期対処しかない。 「『この家が多頭飼育をしている』と周囲が把握すること。 これがまず一番大切。一軒家の住人には特に注意を…。 《参考サイト》 ●猫飼いに多い『アニマルホーダー』なりやすい人の特徴は？ https://www.necoichi.co.jp/Blog/detai... ●猫の異常な多頭飼育「アニマルホーダー」、背景に貧困や精神疾患…NPOが解決策探る https://www.bengo4.com/internet/n_7272/ ●異常な数の動物を飼育してしまう“アニマルホーダー”の病理 https://www.news-postseven.com/archiv... ‐‐‐　　　‐‐‐　　　‐‐‐　　　‐‐‐ 【My main website ～おしゃれでレトロな欧米風イラストとマンガ】 http://www.02.246.ne.jp/~fy-s 【Twitter So many cats～猫に特化！キレイ、面白い、楽しいネコたち 】   / yone100man1   【instagram「fumiakiyoneyama」～猫に特化したデッサン集】 http://qq1q.biz/CEEM 《人は皆 孤独な旅人（ひとはみな こどくな たびびと）》 イラストレーター＆ライター＆デザイナー　 米山史朗　(ヨネヤマフミアキ) Illstrator Fumiaki Yoneyama 　　　‐‐‐　　　‐‐‐　　　‐‐‐　　　‐‐‐