『スマホ熱中症』に注意！熱でスマホが…修理店に聞く実態「動作不良」「発火の恐れ」（2023年8月2日） скачать в хорошем качестве

『スマホ熱中症』に注意！熱でスマホが…修理店に聞く実態「動作不良」「発火の恐れ」（2023年8月2日）

最悪の場合は発火の恐れもある「スマホ熱中症」。猛暑が続く中でスマートフォンの使用にも注意が必要です。対処に追われる街の修理店を取材しました。 　危険な暑さが続く今年の夏。８月２日午前１１時すぎの大阪市北区は３５℃を超えていました。この暑さが影響しているのは私たち人間だけではありません。急増しているのが熱によるスマートフォンのトラブル・スマホ熱中症です。 　街の人に聞いてみると、こんな声が聞かれました。 　「電源が不安定になったりとか、画面がつかなくなったりとか、よくある。持てなくなるくらい熱くなります」 　「手に持っていることが多いので余計に光が当たっていると思います。読み込みが遅くなったりする」 　スマートフォンなどにも使われるモバイルバッテリーを高温の場所に放置した実験映像では、しばらくするとバッテリーが膨らんでいく様子が見られます。その後、白い煙が噴き出し、次の瞬間、バッテリーが爆発しました。 　また猛暑日に直接日光が当たる車のダッシュボードの温度を測ると６０℃超え。スマートフォンを１０分ほど車内に放置していると高温注意という表示が出ました。 　スマートフォンなどデジタル機器の修理を行う大阪の店舗「スマホスピタルｅｋｉｍｏ梅田」でも、スマホ熱中症を含むバッテリーの交換依頼が１日に５件以上あるといいます。 　（スマホスピタル　近藤千聖さん） 　「（Ｑスマホ熱中症はどんな症状？）動作が重くなってしまう、電源が入らなくなってしまう、バッテリーが膨張してしまうといった症状になることが多いです」 　バッテリーが熱で膨らんだものを見せてもらうと、正常なバッテリーとの違いは一目瞭然です。バッテリーに使われているリチウムイオン電池は熱に弱く、発生した熱を放出できなくなると化学変化でガスが発生して膨張するというのです。高温になりやすい車の中はもちろん、かばんやポケットの中に入れていてもスマホ熱中症になることがあるといいます。 　（スマホスピタル　近藤千聖さん） 　「バッテリーが膨らんでいる状態はとても危険です。発火してしまう恐れがありますので」 　取材した８月２日もスマホ熱中症で修理の依頼に駆け込む人が後を絶ちませんでした。 　（修理の依頼に来た人） 　「パックリいったので。バッテリーの膨張で。何もせずに部屋に置きっぱなしで、充電器に差しっぱなしとかでよく置いている」 　さらに別の男性は息子さんのタブレットが動かなくなったといいます。 　（修理の依頼に来た人） 　「３日くらい前なんですけれども、車内に放置していて。かなり気温が上がっていますので、ｉＰａｄが熱中症になったのかな、急に動作しなくなった。まだ買って１年４か月。去年３月に１０万円以上で買ったのに。大事なデータが入っているようなので」 　このタブレットは修理のためにしばらく入院することになりました。 　スマートフォンなどのデジタル機器は熱に弱いため、普段からスマホ熱中症を起こさないよう注意が必要です。 　（スマホスピタル　近藤千聖さん） 　「（Ｑスマホ熱中症を防ぐために気を付けることは？）人が涼しいなと思える環境にスマホも置いてあげる。それが一番大事かなと思います」 ▼MBS NEWS HP https://www.mbs.jp/news/ ▼最新ニュースや特集を毎日配信　チャンネル登録お願いします！ https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?s... #スマホ熱中症　#猛暑　#スマートフォン　#修理店　#バッテリー　#リチウムイオン電池　#MBSニュース　#毎日放送