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【“備蓄米”放出】価格どうなる？ JA全農が会見…コメの流通に地域で差も？

備蓄米の大半を落札したJA全農が17日、会見を行いました。価格への影響も気になるところですが、今後、備蓄米の流通に地域で差が出る可能性も指摘されています。 この動画の記事を読む＞ https://news.ntv.co.jp/category/econo... 備蓄米は、止まらないコメ高騰への切り札となるのか…。 お客さん 「市場に出ても安くならないと意味がないから」 お客さん 「よくわからないなって。振り回されてる感じ」 都内のあるスーパーでは17日、新潟県産コシヒカリ5キロを、およそ4300円で販売。今月9日までの全国のスーパーでのコメの平均価格は4077円と10週連続で値上がりしています。 先週、落札された14万トンあまりの備蓄米。 一定の量を落札したJA全農は、17日、会見を開きました。 JA全農米穀部・藤井暁部長 「現在、受け渡しの準備を進めており、整い次第、順次販売先である米穀卸売業者に供給してまいります」 備蓄米は、早ければ今月中にも卸売業者へと流れ、一部の大手スーパーなどを中心に販売されるとみられています。 全国展開する「日本生活協同組合」（生協）では、備蓄米を4月から店頭で販売したいとし、生協の店舗や宅配で、来月から販売できるよう準備を進めているといいます。 では、私たちがスーパーで買う価格はいつ、落ち着きをみせるのか…。最新の予想を2人の専門家に聞いてみました。 コメの流通に詳しい農業ジャーナリスト・松平尚也さん 「4月中旬ごろから、5キロ3800円程度に少しずつ下がっていって、5月以降には3500円から3600円程度まで下がるのでは」 農業ジャーナリストの松平さんによりますと、今月は高止まり。ようやく落ち着き始めるのが、来月の“中旬”で、およそ3800円に。5月以降はさらに、200円ほど下がるのでは？と予想。 一方、宇都宮大学の小川助教は、松平さんよりも少し早い、来月“上旬”にも落ち着き始めるのではないか、としています。 ただ、2人とも「滞りなく流通した場合」という条件付きです。 流通状況によっては、店頭に並ぶ時期や価格に地域差が出る可能性も指摘しています。 コメの流通に詳しい農業ジャーナリスト・松平尚也さん 「運送コスト（が高く）ドライバー不足の時期ですので、運転手を見つけて（備蓄米を）運ぶことができるのか、それが価格にどう影響してくるのか、地域によって価格にムラが出てくる可能性があると言われている」 その地域というのが。 コメの流通に詳しい農業ジャーナリスト・松平尚也さん 「西日本はコストが割高になってくる可能性」 備蓄米の倉庫の多くが東日本にあるため、配送コストの高い西日本は、店頭に備蓄米が並ぶのが遅くなり、価格も落ち着きづらくなる可能性が…。 フレッシュマーケットアオイ・内田寿仁社長 「今のところ、入ってくるのか入ってこないのか。どうなるのか全く情報がありません」 一方、東日本は店頭に並ぶのが早く、価格も落ち着きやすいといいます。 国も、“西日本への懸念”を示していて―― 江藤農水相 「近畿圏、西日本にはあまりもの（コメ）自体がない。まんべんなく均等にうまくコメが行き渡らないんじゃないかと」 もし、差がついてしまった場合…。 大阪在住の家族 「差があるのは許せない」 大阪在住の家族 「同じコメ（備蓄米）なんで、西と東で金額に差がつくのは納得できない」 東京在住と関西在住の女性は…。 大阪在住の女性 「関西と東京の 物価の差があるから、関西の方が（物価が）安いから同じくらいになるのかな」 兵庫在住の女性 「今までありがたかったんやなってすごく思う」 東京在住の女性 「東京の方が安いんやったらごめんなぁ」 全農は18日、政府から備蓄米を受け取り、流通させていくということです。 (2025年3月17日放送「news every.」より) ◇メンバーシップ「日テレNEWSクラブ」始まりました 月額290円で所属歴に応じ色が変化しステータスアップしていくバッジ特典や、ライブ配信のチャットで使えるスタンプなどの基本機能が特典となります!!    / @ntv_news   ◇日本テレビ報道局のSNS X　  / news24ntv   TikTok　  / ntv.news   Facebook　  / ntvnews24   Instagram　https://www.instagram.com/ntv_news24/... ◇【最新ニュース配信中】日テレNEWS https://news.ntv.co.jp/ #コメ　#備蓄米　#JA全農　#日テレ　#newsevery　#ニュース