У нас вы можете посмотреть бесплатно Ⅲ.”故地の花 ”(妻に) 男声合唱組曲「樅の樹の歌」より (作曲:多田武彦 / 作詩:尾崎喜八) или скачать в максимальном доступном качестве, видео которое было загружено на ютуб. Для загрузки выберите вариант из формы ниже:
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多重録音による一人男声四部合唱+テノール・ソロ https://kubotahall.seesaa.net/article... 組曲の第3曲目です。 「故地」とは、かつて所有していた土地や、昔の出来事に関わりのある場所、あるいは以前住んでいた場所を指す単語ですが、尾崎喜八氏は、1946年9月から7年間、妻子と共に長野県諏訪郡富士見町にあった渡辺千秋(明治・大正期の日本の官僚)の別荘「分水荘」の一部を借りて移り住んでいた事があり、この詩は、その後東京に戻った後、所用で一人でこの富士見町を訪れた時にこの地を懐かしがって詩作したものであるようです。 そして、そこにシソ科の小低木であるイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)を見つけ、その花と葉を摘み取り、それを押し花(詩の中では「押し葉」と表現されています。)にして、東京で留守をしている妻宛に手紙と一緒に送ったという事の顛末が詩になっています。 楽譜上の曲名は”故地の花”としか記載されていませんが、楽譜巻末の縦書詩には詩の題名が「故地の花(妻に)」となっています。尾崎氏が如何に奥様を愛していたかが分かりますね。 その縦書詩の後に、これも第1曲の”春の牧場”と同様に註釈の文章(自註)が掲載されていましたので、曲の演奏の後に、その註釈の朗読も録音に含めました。 なお、同じシソ科であるものの、属が異なる「ジャコウソウ」(麝香草)という植物も存在し、茎葉をゆすると「麝香」のような馥郁としたよい香りがするとして麝香草と名付けられたものの、実際にはにそれほどの香りはないそうです。しかし、この詩に出てくる「イブキジャコウソウ」は、それなりに全体に芳香があるそうで、また伊吹山に多く産している事から名称の頭に「イブキ」が冠されたようです。 「伊吹山」といえば、1年前に録音した田中冬二氏の作詞による組曲「北陸にて」の第1曲目の「きつねにつままれた町」にも登場した滋賀県と岐阜県の県境を南北に走る伊吹山地の主峰(最高峰)の事ですね。 詩の中に「りゅうぐう」という単語が出てきて、音感からすれば「竜宮」しか思い浮かびませんが、これは「流寓」と表記するもので、意味は <放浪して他郷や他国に住むこと。また、その住居。>という事になります。 私は以前、組曲「尾崎喜八の詩から」を録音した際に、尾崎氏が詩に用いる難解な単語に接して、私にとって初めて知る単語(「琶音」・「蹉跌」・「老嬢」等)が増えたのですが、今回もこの「流寓」という単語は初めて知りました。 曲はテノール・ソロと男声四部合唱の構成になっており、冒頭のテンポは”♩=約84”となっておりますが、テノール・ソロが歌い終わる最後の4小節(「呼ぶには充分だろう」)から”meno mosso”の指示があり、私はここをその3小節前から続く”rit.”から自然に繋がるように、”meno mosso”のテンポを”♩=約67”程度に設定しました。 そしてその後、曲の冒頭でテノール・ソロが歌った歌詞(「山の田圃を見下ろして行く~中略~伊吹麝香草はこぼれるように咲いていた」)を今度は男声四部合唱で歌います。ただ、これまでの多田氏の作品のパターンでは、ここで”TempoⅠ”になる事が多いと思うのですが、何も記載されていませんので、この部分も”meno mosso”が継続していると解釈されます。(まさか”TempoⅠ”の記載漏れという事ではないと思いますが.....) また、おそらく楽譜の不備と思われる点を指摘しておきます。 90小節から91小節目にかかけて合唱は「Ah」母音で歌唱しているのですが、同度進行であれば通常タイで音を繋げて歌うようになっているはずなのに、ここのバリトンパートだけが90小節の”F”音の二分音符から91小節の”F”の八分音符の間にタイが記載されていません。同じ箇所でトップテノールは”D”音でタイが記載されていますので、おそらくこのバリトンパートではタイが記載漏れになっているものと思われます。 また、不備というわけではないのですが、曲の最後の「咲いていた」の部分で、三拍子の3拍目に相当する「いた」の「い」四分音符の位置に”poco rit.”が記載され、次の小節からは2小節と1拍の計7拍の「た」のロングトーンとなります。無伴奏の曲でリズムを刻むパーカッションやメトロノームがない曲の場合でこのようなロングトーン直前の”rit.”は果たして意味があるのか甚だ疑問です。「い」の四分音符にテヌートを付記するだけとほとんど大差はないとも思うのですが、多田氏の作品では時折このような書き方をしているものがあり、その真意を計りかねています。 クボタホール・ホームページ:http://www7b.biglobe.ne.jp/~kubota-hall/