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「子供が欲しかった。それが本当に残念で」 2017年、85歳の有馬稲子さんはそう語りました。 二度の結婚、二度の離婚。田園調布の家を売り、長年集めた絵画も手放し、それでも684回の舞台に立ち続けた女優人生。 最初の夫・中村錦之助さんとの離婚から4年後、有馬さんは不動産会社社長・河村三郎さんと再婚しました。今度こそ幸せな家庭を——そう願った有馬さんを待っていたのは、会社倒産、夫の酒乱、そして5年に及ぶ離婚交渉でした。 家を担保に取られ、絵画をすべて売り払い、それでも連帯保証人としての借金は残りました。 しかし有馬さんは、泣き言を言いませんでした。誰かのせいにもしませんでした。ただ黙って、「はなれ瞽女おりん」を演じ続けたのです。24年間、684回。 93歳になった今、横浜で一人暮らしをしている有馬さん。「夏羽織一枚を残して死ぬのが理想」と語る彼女の人生哲学とは——。 📚 参考文献・出典 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・有馬稲子『のど元過ぎれば 私の履歴書』(日本経済新聞出版社、2012年) ・有馬稲子『バラと痛恨の日々』(中央公論社、1995年) ・有馬稲子『わが愛と残酷の映画史』(筑摩書房、2018年) ・BSテレビ東京「日経スペシャル 私の履歴書」 ・女性自身(2017年インタビュー記事) ・婦人公論(2013年インタビュー記事) ・文化庁芸術祭受賞記録 ・宝塚歌劇団公式資料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🎬 関連動画 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▶ 有馬稲子シリーズ(他のエピソードはこちら) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このチャンネルでは、昭和を彩った名優たちの知られざる人生を、ご本人の言葉と証言をもとにお届けしています。 懐かしい思い出とともにご覧いただければ幸いです。 よろしければ、チャンネル登録・高評価をお願いいたします。 #有馬稲子 #昭和女優 #はなれ瞽女おりん #93歳 #人生哲学 #時代を生きた声