SBI北尾社長がフジ改革に意欲「敵対なら徹底的に勝負」　堀江貴文氏「再編手伝う」【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2025年4月18日) скачать в хорошем качестве

SBI北尾社長がフジ改革に意欲「敵対なら徹底的に勝負」　堀江貴文氏「再編手伝う」【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2025年4月18日)

　かつての救世主・SBIホールディングスの北尾吉孝社長（74）が会見し、フジテレビ再建への意欲を語りました。「日枝体制」を痛烈に批判し、さらに20年前、フジテレビの経営権を巡る争いで敵対した堀江貴文さんについて悪いことをしたと謝罪しました。 ■物言う株主「新体制に北尾氏」 北尾社長 「価値とか使命とかというものが、日枝40年以上にわたる政権の中で、消失していると言わざるを得ない。これではもうフジメディアグループはガタガタになるだろうな。なんとかしないといけないと」 　フジ・メディア・ホールディングスが、先月に発表した役員の新体制。取締役の人数は減少させ、女性の割合は3割以上に増やし、若返りも図りました。しかし…。 北尾社長 「まず、フジ・メディアHDが発表した役員体制は不十分。オールドボーイズクラブを継続するということですから、何も変わりません。この新しい役員候補を発表しても、スポンサー戻りますって言う人ほとんどいないわけです」 　およそ5.8％の株を保有する物言う株主「ダルトン・インベストメンツ」は、新体制として全く別の12人を提案し、北尾氏の名前も挙げています。 北尾社長 「ダルトンさんの言うように向こうが出したやつ全部ダメ、会社側は全部排除という考え方は必ずしも私はとっていない。おおむね賛成してるけど、私が情報収集をいろいろした中では、清水さん（社長）は残しておいても良いんじゃないかと思っている」 ■堀江氏「機会があれば手伝い」　旧村上ファンドも大株主に 　北尾氏といえば、2005年にフジテレビの経営権を巡り、フジテレビと当時のライブドアの社長・堀江貴文氏（当時32）が争った際に、フジテレビの筆頭株主となり買収を阻止。ホワイトナイトと呼ばれました。 北尾社長（当時54） 「（堀江氏が）他人の家に土足で入って仲良くしようといっても、なかなか無理なんじゃないですかねと」 「場合によっては、私自身も完全に敵になりますよ？ということ。彼の出方によったら、彼も少し辞めといたほうが良いんじゃないかな？ぼくは相当タフですよ。相手にする場合」 　かつては堀江氏と激しく敵対した北尾氏。しかし17日の会見では…。 北尾社長 「つくづく僕は堀江君に悪いことしたなと。僕の当時の20年前の判断は珍しく外れてた。僕はあの人は素晴らしい、この分野にも知見があるし、能力も極めて高い人だと思います。あの人の能力を生かすということは、僕としてはぜひやりたいと思うけど」 　北尾氏からのエールに、堀江氏は。 堀江氏（自信のYouTubeで） 「フジテレビのメディア事業の再編、機会があれば手伝いできれば良いかな」 　20年の時を経て、因縁の2人がタッグを組んでフジテレビと向かい合います。 北尾社長 「（フジテレビが）もし敵対するとしたら、私も徹底的に勝負します。それだけは、はっきりしているんですけど。これだけ反省の念もなく、まともな良識に対して対抗しようというんなら、いつでも受けて立ちます。（フジテレビの株を）5％くらい買うのはわけのないことです」 　旧村上ファンドグループも、株を買い増し、およそ12％を保有する大株主となっていて、フジテレビに対して大きな影響を及ぼす存在となっています。 北尾社長 「なぜ、村上さんは3月末を終えているのに株をずっと買い増しているか、そして12％くらいまで買っているのはなんなんだ。たぶん、リンソウ（臨時株主総会）を求めるんでしょうね。僕は臨時株主総会まで引きずって勝ち負けをすること自体嫌なんです。そんなことしなくても話し合って、あなたたちも会社側も、良くしたいんだよという人が集まれば良いんです」 　今後、フジテレビはダルトンや北尾氏、旧村上ファンドグループから、人事や経営方針について厳しい要求を突き付けられる可能性が高まっています。 フジ・メディアHD 金光修社長（70） 「我々は敵対するという立場ではなく、検討していきながら我々の考え方をまとめていきたい」 （「グッド！モーニング」2025年4月18日放送分より） [テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp