25％自動車関税“注文ゼロ”　決算シーズン直撃　業績予想できない日本企業悲鳴【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2025年4月14日) скачать в хорошем качестве

25％自動車関税“注文ゼロ”　決算シーズン直撃　業績予想できない日本企業悲鳴【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2025年4月14日)

　「トランプ関税」はどれくらい決算に影響を及ぼすのか、日本の企業にとって決算発表の悩みの種となっています。 ■「先行き見えない」アメリカ進出拡大見直し 　週末、千葉県で開かれていたのはクラシックカーなどが並ぶ自動車のイベントです。車好きな人たちは真剣な眼差しを向けていました。その、車に対して不満をあらわにしているのが…。 アメリカ　トランプ大統領（78）　7日　 「私たちが日本で売る車はゼロですが、彼らは私たちの国で何百万台もの車を売っています」 　アメリカのトランプ大統領は今月に入り、相次いで「相互関税」を発動。その後、上乗せ分は「90日間猶予する」と緩めましたが、25％の自動車関税は対象外です。 　イベント会場には、自動車の部品を作る企業の姿もありました。 豊里金属工業　岩水健二代表 「動きがすごくよくなるような部品であったりとか。世の中にないようなモノを作り出しています」 　大手自動車メーカーとも取引しているこの企業。関税が発表され、アメリカ市場への進出拡大を考え直したといいます。 岩水代表 「僕たちの高精度な技術を持っていくと考えていた。いったん足踏みですかね、アメリカ進出に関しては」 　高級車の輸出入の代行をしている企業は、販売価格におよそ100万円から150万円を上乗せし、輸出費などを引いた金額を利益としています。 　月に5台ほどアメリカへ輸出する注文を受けていますが、現在は注文が止まっているということです。 COSDEL JAPAN　小國麻実代表 「みなさん先行きが見えないと、かなり不安に思われていて。ちょっと、どうなるかという感じ」 ■業績予想できない企業悲鳴　決算シーズン直撃 　多くの企業が決算発表のシーズンに入っています。アメリカへの輸出の割合が多い企業に対しては、投資家の目も厳しいようです。 　トランプ関税の影響により、業績の見通しについても柔軟な回答が求められるといいます。 フィリップ証券　笹木和弘氏 「（業績予想が）良くてこのくらい、悪くてこのくらいなどと、幅を持った開示や業績予想が望ましい」 　今の状況を“国難”とも評した石破茂総理大臣。13日に今後について、次のように述べました。 石破総理 「きちんと説得力を持って、アメリカに対して交渉できるよう政府として適切な対応をしていきたい」 　交渉を担当する赤沢亮正経済再生担当大臣は、16日に日本を出発し、アメリカに向かう予定です。 （「グッド！モーニング」2025年4月14日放送分より） [テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp