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2018中心市街地探訪136・・青森県三沢市

青森県の南東部に位置し、面積119.87㎢、人口は39,979人(2018.9.30)。江戸時代、全国有数の馬産地である南部藩の藩政牧場が広がり、明治22年(1889年)の町村制施行で上北郡三沢村が成立した。昭和20年(1945年)に旧日本海軍の三沢海軍飛行隊の飛行場が米軍に接収され、1948年には近隣3村との合併により大三沢町が誕生して現在の市域となった。昭和33年(1958年)には市制を施行して人口35,911人(1958.9.1)の三沢市となり、現在では、アメリカ軍人やその家族など約1万人が暮らす異国情緒漂う国際都市として発展している。 静岡県からのアクセスは、東海道新幹線で東京まで行き、東北新幹線に乗り換え八戸へ、さらに青い森鉄道線に乗り換え、八戸から三沢まで約20分。 中心市街地は、青い森鉄道三沢駅から2.2kmほど離れた三沢米軍基地の南側周辺のエリア。 駅前でもなく、もちろんかつての城下町や宿場町でもない三沢の中心市街地は、米軍基地が建設されてから形成された全国的にも珍しい生い立ちだった。行政人口4万人に加え、米軍基地関係者とその家族を合わせた約1万人が暮らす5人に1人が外国人という国際都市でもある。商店街を歩く外国人の姿を見ると、ここは外国ではないかと錯覚してしまうほど自然に溶け込んでいた。我が国の防衛上の観点からやはりアメリカとは連携していかなければならない。治安も良く、米軍基地と上手く共存共栄しているお手本の都市ではないかと思った。 【青い森鉄道三沢駅】01:59 青い森鉄道線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は1,065人(2017年度)。駅は2面3線の地上駅の橋上駅舎で、駅舎の中には改札口や切符売り場などの駅施設のほか、東西自由通路が正面口(西口)と東口を結ぶ。東口を出ると、駅前広場には、タクシー乗り場と一般乗降用スペースのほか、時間貸し駐車場がある。正面口を出ると、小規模の商店が点在しているほか、2020年3月の完成を目指して、新しい駅舎と駅前広場の整備工事が進められている。 【旧十和田観光鉄道三沢駅】03:15 1面2線の地上駅で、ホームは南側、駅舎が北側にあり、2012年3月末まで三沢駅から十和田市駅までの14.7kmを結ぶ鉄道が乗り入れていた。現在(2018年11月)駅舎は、駅前に乗り入れる路線バスの待合所のほか、蕎麦屋も営業しているが、駅前広場の整備に伴い、近い将来解体されることが予想される。 【三沢米軍基地】04:14 【アーケード商店街】04:20 南北約450m続く片側式アーケードが設置されている。 【中央通り】04:36 南北約420m続く商店街で、各種専門店のほか「スカイプラザミサワ」があり、その通りの西側には、かつて三沢駅と三沢基地を結んでいた貨物線の「米軍基地専用線」跡が残っている。 【スカイプラザミサワ】04:57 地上1階から3階までを営業フロアとし、輸入食品、輸入雑貨、レストラン、居酒屋や保育園などが入る商業施設で、中心市街地活性化を担う拠点施設として2009年にオープンした。 【中央町2丁目周辺(歓楽街)】05:18 【三沢市役所】05:28 【中央公園】05:34 中央公園に静態保存されている蒸気機関車「D51-113号機」は、昭和13年(1938年)に製造され、かつて青森県内でリンゴや米などの輸送に活躍し、その役割を終えた後、1972年からこの公園に展示されている。 【三沢市公会堂】06:02