【技術士二次試験】　『課題』と『目的』受験申込み案内にある「業務の詳細」の書き方を考えると筆記試験の『課題』の書き方も見えて来ます。 скачать в хорошем качестве

【技術士二次試験】　『課題』と『目的』受験申込み案内にある「業務の詳細」の書き方を考えると筆記試験の『課題』の書き方も見えて来ます。

#技術士#通信講座#技術士二次試験#技術士試験対策#通信教育 #ロックオン講座#匠習作#総合技術監理部門#技術士口頭試験 まず、「課題」とは何か。 課題とは目的や目標を達成するために、意図的に設定する“解決すべき行動テーマ”です。自然に起きて困っている状態ではありません。自分や組織が「こうなりたい」と決めたときに、そのためにあえて言語化するものです。 次に、「問題」との決定的な違いです。 問題は現象です。勝手に存在します。放っておいてもそこにあります。 一方で課題は選択です。問題を見たうえで、「では何に取り組むか」を人が決めます。 ここを混同すると、話が一気にぼやけます。 整理するとこうなります。 現状と理想を比べると差がある。これが問題です。 その差を埋めるために「まず何に手を付けるか」「どの方向で動くか」を決めたものが課題です。 つまり、問題は認識、課題は意思決定です。 重要なのは、課題は必ず「行動に変換できる形」になっている点です。 「売上が低い」は課題ではありません。ただの問題です。 「営業方法を見直す」「顧客層を再定義する」「価格体系を再設計する」と言った瞬間、初めて課題になります。 なぜなら、それらは人が動けるからです。 もう一歩踏み込みます。 課題には必ず優先順位と期限が伴います。 全部やる、は課題ではありません。 「今期は新規顧客に絞る」「まず既存顧客の離脱を止める」と決めた時点で、課題になります。 ここが戦略性です。 この視点は、技術士試験や業務改善で非常に重要です。 試験で評価されるのは「問題をたくさん挙げた人」ではありません。 問題を踏まえたうえで、妥当な課題を設定できているかです。 課題が具体的であれば、対策も評価も自然に具体になります。 結論として、こう理解してください。 問題とは「困っている事実」。 課題とは「その事実を踏まえて、自分が引き受ける行動テーマ」。 課題は自動的に生まれません。考えて、選んで、決めるものです。 試験に役立つ情報はホームページのブログでも発信中です。 ロックオン講座のWebサイトは以下です。 https://gijutsushi-goukaku.jp/ 「キーワード」「観点と課題テキスト」など資料の販売ページはこちらです。 https://gijutsushi-goukaku.co.jp/ 技術士試験ブログはこちら。 https://x.gd/rGS96