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冷蔵庫を開けたときにふと、 奥のポットに残った麦茶を見つけた。 もう九月の終わり。 蝉の声も、日焼け止めの匂いも、コンビニの冷やし中華も消えかけてる頃に、 この麦茶だけが、まだ夏を続けていた。 口に含むと、あの懐かしい香ばしさ。 がぶ飲みするには少し冷たすぎて、でも喉にすっとしみ込む。 思い出すのは、なぜか特別な日じゃなくて、 何もない、ただ暑いだけの昼下がり。 部活帰りのキッチン、 母親が無言で差し出してきたグラス。 汗まみれのシャツのまま、一気に飲み干したら、 「ちょっとは落ち着いてから飲みなさいよ」と笑われたこと。 そんな風景ごと、あのポットの中には入っている気がする。 麦茶って、手軽に作れるし、安いし、目立たない。 だけど、たいていの家の夏には、当たり前のようにあった。 まるで、タイムカプセルみたいに、それぞれの家の、それぞれの夏の一部分を閉じ込めて、 ふとした瞬間に、また記憶の蓋を開けさせてくる。 今年の夏は、何を閉じ込めただろう。 うまく笑えなかった日も、夕立に傘を忘れた夜も、 好きな人に何も言えなかったことも、 きっと全部、このポットの中に沈んでいる。 もうすぐ寒くなる。 ホットコーヒーが似合う季節が来て、麦茶は見えないところへしまわれてしまう。 でもそれでいい。 それがタイムカプセルの役目だから。 また来年、麦茶を作るときに、 この夏のことを少しだけ思い出せたら。 それで、きっと十分だと思う。