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この動画は、茨城県の県央地域における、観光客があまり訪れないディープスポットを5箇所選んでお送りします。 1番目のスポットは、水戸市牛伏町にある「くれふしの里古墳公園」です。この辺りは、牛伏古墳群を有する茨城県内でも有数の古墳密集地帯であり、公園内には6基の前方後円墳を含む、16基の修復された古墳がそのまま残されています。また、公園の中には日本一の巨大埴輪である「はに丸タワー」(高さ17.3メートル)が建っています。 2番目のスポットは、ひたちなか市阿字ヶ浦町にある「ほしいも神社」です。茨城県の名産品である干し芋は、ここ阿字ヶ浦町が発祥の地と言われており、令和元年に「ほしいも神社」が建立されました。そして、干し芋造りを通して町の方々が受けた神の恵みや社会に対する恩を、神社の創建を通してあらわすとともに、幾久しく当地の干し芋造りを続けられるように祈念するための新しい神社です。また、「ほしいも」を文字って、この神社に参拝すると「欲しい物は全て手に入る」と言われています。 3番目のスポットは、水戸市塩崎町にある「大串貝塚ふれあい公園」です。公園の南東側にある大串貝塚は、約5500年以上前の縄文時代前期に形成された貝塚で、奈良時代に編纂された「常陸国風土記」にも記載されています。現在、貝塚の周辺は「大串貝塚ふれあい公園」として整備されており、公園内の縄文広場では、縄文時代の人々の生業や住居が再現されています。また、縄文広場の東側には、常陸国風土記に記載された伝説の巨人をモチーフにした、「ダイダラボウ」像があります。常陸国風土記には、「昔々、大櫛の岡にとても体の大きな人がいて、その人は丘に腰掛けたまま、海に手を伸ばしては貝を採って食べ、その貝殻が積もってこの丘となった。」と記載されています。 4番目のスポットは、那珂市飯田にある、日本一の毘沙門天を祀る「一乗院」です。一乗院は、開運・厄除けのご利益があるとされる真言宗の寺院で、入口には、高さが16メートルの日本一といわれる毘沙門天像が建っています。毘沙門天は仏教における守護神で、武人からの信仰が篤く、水戸城の鬼門除けとして、佐竹氏や水戸徳川家にも崇拝されたとあります。また、境内の奥には、一千年以上前の桓武天皇の時代に建てられた毘沙門天堂があり、入口に建っていた巨大な毘沙門天像の基となる、毘沙門天が安置されています。 5番目のスポットは、笠間市旭町にある「筑波海軍航空隊記念館」です。筑波海軍航空隊は、1934年に戦闘機などの操縦訓練を行う海軍の練習航空隊として設立され、太平洋戦争末期には、「特攻隊」の訓練も行われました。この記念館では、筑波海軍航空隊の跡地を活用し、航空隊および戦争に関する記録の収集・保存・公開が行われています。記念館の建物から少し離れた所には、空襲に備えた「地下戦闘指揮所」が残されており、中を見学することができます。終戦から80年という月日が経ち、「歴史」を体感する、という理念の基に設立された当記念館では、「戦争」のことや「命と平和の尊さ」について改めて考え直すことができます。 【動画目次】 00:00 オープニング 00:35 くれふしの里古墳公園(水戸市牛伏町) 02:48 ほしいも神社(ひたちなか市阿字ヶ浦町) 04:41 大串貝塚ふれあい公園(水戸市塩崎町) 07:56 日本一の毘沙門天を祀る「一乗院」(那珂市飯田) 10:49 筑波海軍航空隊記念館(笠間市旭町)