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東京街歩き【清澄白河】をぶらり散歩丨現代美術館や清澄長屋などを巡り清洲橋までの旅

こんにちは。今回のれきちり散歩では、東京の魅力的な街「清澄白河」をご紹介します。 清澄白河は、大江戸線と半蔵門線が通る便利な立地にあり、歴史的な建物と現代的な要素が融合した独特の雰囲気が魅力です。 寺院や清澄長屋などの歴史的な街並みに加え、近年はコーヒーショップやアートギャラリーなどのおしゃれなスポットも増えています。 街の名所として知られる清澄庭園は、今回のコースには含まれていませんが、ぜひ別の機会に訪れてみてください。 この庭園は、明治時代に三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎によって造園された歴史ある日本庭園です。 美しい回遊式庭園として知られ、特筆すべきは1923年の関東大震災時に約1万人の避難者の命を救った事実です。 隅田川から引いた大泉水や全国から集めた名石を配した景観は、単に美しいだけでなく、歴史的にも重要な意味を持つ東京を代表する庭園の一つです。 今回の散歩は1時間以上かけて、清澄白河の魅力をじっくりとお伝えします。 猛暑が続く中での撮影でしたが、夕方でも30度を超える暑さでした。 皆さんも暑い日の散歩には十分注意してくださいね。 れきちり散歩では毎週街歩き動画を配信しています。 気に入っていただけたら、ぜひチャンネル登録をお願いします。 また、おすすめの散歩スポットがあればコメント欄で教えてください。 それでは、下町の風情とモダンな雰囲気が共存する清澄白河の街を一緒に歩いていきましょう。 【今回は訪れた場所】 １：清澄白河駅　A3出入口　00:00 【住所】〒135-0021 東京都江東区白河１丁目２ ２：度会園女の墓（雄松院）03:00 桜を愛好した芭蕉の門人・度会園女が眠る墓 寛文4年（1664）に伊勢山田で生まれた園女は、医師・斯波（度会）一有の妻で夫とともに大阪に住み、俳諧を好み芭蕉の門人となりました。 夫の死後、宝永2年（1705）に宝井其角を頼って江戸に出て、富岡八幡宮前で眼科医を営みました。 桜を愛好した園女は、正徳の頃富岡八幡宮に36本の桜（すべて焼失）を植え奉納しました。 享保11年（1726）に死去し、雄松院に葬られています。 ※江東区観光協会HPから引用 【住所】〒135-0021 東京都江東区白河1-1-8 ３：霊巌寺 04:30 霊巌寺は陸奥国白河藩・松平定信の墓所がある寺院です。 白河という地名がつけられた由来ともいわれています。 【住所】〒135-0021 東京都江東区白河１丁目３−３２ ４：長専院 出世不動尊 04:58 【住所】〒135-0022 東京都江東区三好１丁目６−６ ５：深川江戸資料館 06:30 【住所】〒135-0021 東京都江東区白河１丁目３−２８ ６：日吉屋 12:28 【住所】〒135-0021 東京都江東区白河２丁目３−１４ ７：阿茶局の墓（雲光院）15:00 徳川家康の側室・阿茶局の墓塔 阿茶局は今川家家臣の神尾忠重の妻でしたが、永禄3年（1560）に今川義元に供して忠重が討ち死にした後、天正10年（1582）に徳川家康により母子ともに召され、阿茶局と称して近仕しました。 雲光院は慶長16年（1611）に阿茶局自らの発願により開創されました。 ※江東区観光協会HPより引用 【住所】〒135-0022 東京都江東区三好２丁目１７−１４ ８：東京都現代美術館（MOT）21:05  【住所】〒135-0022 東京都江東区三好４丁目１−１ ９：福富川公園 24:42 【住所】〒135-0023 東京都江東区平野２丁目１０ １０：間宮林蔵墓  29:40 海峡に自らの名前を残す探検家・間宮林蔵が眠る墓 間宮林蔵は、伊能忠敬から測量術を学びました。 文化5年（1808）から翌年にかけ、樺太（サハリン）全土を探検し、樺太が離島であることを明らかにしました。 後にこの海峡は、間宮海峡（タタール海峡）と名付けられました。 晩年は、深川蛤町に住み、天保15年（1844）2月に65歳（70歳という説もある）で没し、本立院に葬られました。 【住所】〒135-0023 東京都江東区平野2-7-8 １１：ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ 34:39 【住所】〒135-0023 東京都江東区平野１丁目４−８ １２：辰巳湯　43:40 【住所】〒135-0022 東京都江東区三好１丁目２−３ １３：清澄庭園 46:25 清澄庭園は、東京都心に位置する歴史的な日本庭園で、その起源は明治時代にさかのぼります。 1878年、三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎が約3万坪の土地を取得し、「深川親睦園」として造園しました。 当初は社用の庭園でしたが、その後、美しい回遊式庭園へと発展していきました。 この庭園の歴史で特筆すべきは、1923年に起こった関東大震災での役割です。当時、東京の多くの地域が火災に見舞われ、深川地域もその例外ではありませんでした。 しかし、清澄庭園は約1万人もの避難者の命を救う重要な避難場所となりました。 庭園内の大きな特徴である大泉水は、隅田川から水を引いて造られており、この水源が火災から人々を守る役割を果たしました。 また、全国から集められた名石を配した庭園のデザインは、単に美しいだけでなく、避難者たちに安らぎを与えたことでしょう。 震災後、庭園は大きな被害を受けましたが、その後修復され、現在も東京の貴重な緑地として、また歴史的な避難所としての記憶を留める場所として、多くの人々に親しまれています。 清澄庭園は、その美しさと歴史的重要性から、東京を代表する庭園の一つとして広く知られているのです。 【住所】〒135-0024 東京都江東区清澄３丁目３−９ １４：清澄長屋（旧東京市営店舗向住宅）47:01 【住所】〒135-0024 東京都江東区清澄３丁目３−２７ １５：採荼庵跡 52:08 採荼庵（さいとあん）は、江戸時代中期の俳人杉山杉風（すぎやまさんぷう）の庵室です。杉風は、名を市兵衛、または藤左衛門と称したほか、屋号を鯉屋（こいや）、俳号を採荼庵、五雲亭（ごうんてい）などとし、隠居したのちは一元（いちげん）と名乗りました。家業は魚問屋で、鯉上納の幕府御用もつとめ、小田原町1丁目（中央区）に住んでいました。松尾芭蕉の門人でもあり蕉門十哲（しょうもんじってつ）の一人に数えられ、『常盤屋句合』（ときわやくあわせ）『角田川紀行』（すみだがわきこう）などの著作があります。また、芭蕉を経済的に支援したパトロンとしても知られています。 採荼庵があった場所については、杉風の娘婿である隨夢（ずいむ）の遺言状に「元木場平野町北角」と書かれています。平野町は、海辺橋南詰から万年町（まんねんちょう）2丁目（深川1-8）をはさんだ一画でした。説明板が建っている海辺橋のたもとより140メートルほど南西に位置します。 芭蕉は「奥の細道」の旅に出る前、住居としていた芭蕉庵を手放し、しばらくは採荼庵で過ごしました。門人たちと別れを惜しんだのち、舟で隅田川をのぼり、千住大橋のたもとから奥州へと旅立っていきました。 ※江東区観光協会HPから引用 【住所】〒135-0033 東京都江東区深川１丁目１１ １６：清澄橋 56:50 【住所】〒135-0024 東京都江東区清澄３丁目１ １７：清澄公園 58:04 【住所】〒135-0024 東京都江東区清澄２丁目２ １８：清洲橋 01:05:02 【住所】東京都江東区清澄１丁目 ～中央区日本橋中洲 【今日のおまけ動画】 今回のおまけ動画は【清澄白河駅の蛍光灯の謎】です。 一時期SNSで話題になった、清澄白河駅の天井にランダムに貼り付けられた蛍光灯。 慌ただしく通り過ぎてしまうと気づきにくいですが、一度目にすると、その不思議な配置に思わず足を止めてしまうはずです。なぜこんなにもランダムな配置なのか、その答えは意外なところにありました。 実は、これは2000年に開業した大江戸線26駅に展示された「ゆとり空間」というコンセプトのパブリックアート。ゆとりというよりは、どこか不思議な世界に迷い込んでしまったような、そんな照明のアートです。現代美術館のある清澄白河駅らしい、ユニークな試みですね。 ちなみに、大江戸線飯田橋駅にも同様の作品があるそうです。皆さんも、大江戸線を利用する際は、ぜひ天井や壁にも注目してみてください。新たな発見があるかもしれません。