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こんばんは。精神科医の芳賀高浩です。今日は「抗精神病薬は、なぜだるくなるのか」というテーマで、皆さんと一緒に考えていきます。よろしくお願いします。 まず「だるい」という感覚を、少し医療的な言葉に置き換えると、「鎮静がかかる」と表現します。つまり、心身が大人しくなる、活動性が下がる、頭の回転がゆっくりする、といった方向に働くということです。抗精神病薬を飲むと「眠い」「だるい」「頭が働かない」と感じる方が多いのは、まさにこの鎮静作用が出ているからなんですね。 では、そもそも抗精神病薬は何を狙っている薬なのか。統合失調症をいちばん簡単に説明すると、「脳内のドーパミンの働きが過剰になっている状態」と言えます。もちろん本当は、脳のネットワークの話や、部位によるドーパミンの違い、グルタミン酸など、もう少し複雑な背景があります。でも今日は、まず直感的に理解できる、いちばん単純なモデルで話を進めます。 ドーパミンという神経伝達物質は、ざっくり言うと「危機のときに出やすい」ものです。命の危険が迫っている、何かに狙われている、逃げなければならない、戦わなければならない。そういうときに脳がギアを上げるためのスイッチの一つだと思ってください。つまりドーパミンが過剰に出ていると、本人の中では「常に生命がピンチ」のような、ピリついた、切迫した状態になりやすいんです。 その感覚が強くなると、たとえば被害妄想が生まれやすくなります。被害妄想というのは、「周囲の人が自分を監視している」「嫌がらせをしている」「狙っている」と感じてしまう状態です。専門的には、監視妄想や注察妄想などと呼ばれますね。もちろん現実には、そんなことが起きていないことが多い。でも本人にとっては切実で、現実そのもののように感じられてしまう。 ここで大事なのは、日常生活そのものには、ちょっとした刺激がいくらでもあるということです。たとえば、隣人が物音を立てた。誰かが怒鳴った。ゴミ捨ての場面で嫌な顔をされた気がする。あるいは、ただ視線が合った。それ自体は誰にでも起こりうる、ありふれた出来事です。でも神経が過敏になっていると、その「ありふれた出来事」を、強烈に被害的に解釈してしまうことがある。これが、統合失調症を非常にざっくり説明したときの、ひとつのわかりやすいイメージになります。 だから治療としては、「ドーパミンの過剰な働きを抑えよう」という発想になります。ここまでは、かなり理にかなった治療に見えますよね。常に危機モードで神経がすり減ってしまうなら、その過剰な警報を落ち着かせてあげたほうが、本人も楽になるはずだ、と。 ところが、ここからが今日のテーマです。ドーパミンを抑えると、どうしても「鎮静」が起きやすい。つまり、だるい、眠い、頭が働かない、という感覚が出てきやすいんです。 しかもやっかいなのは、過剰な覚醒状態というのは、必ずしも本人にとって「完全に不快」ではないという点です。外から見ると、まとまりがなく、興奮していて、話が飛び、言動がちぐはぐに見えることがあります。けれども本人の内側では、「頭が冴えている」「アイデアが湧く」「クリアに考えられる」「力がみなぎっている」と感じることもある。たとえば創作をする人なら、曲がどんどん浮かぶ、文章が止まらない、という感覚として体験されることすらあります。 そうすると、治療でその状態を人工的に抑えたとき、本人は「奪われた」と感じやすいんですね。「以前の自分のほうがよかった」「今は鈍い」「眠い」「だるい」「何もできない」と感じてしまう。ここが、抗精神病薬の難しいところです。治療は理にかなっているのに、本人の主観としては不快になりやすい。 似た話は、躁状態にもあります。うつ状態の人は、基本的には「つらい」「しんどい」「苦しい」から治療したがります。今が不快だから、そこから抜けたい。でも躁状態の人は、むしろ気分が高揚し、万能感があり、活動的で、「今が気持ちいい」ことも多い。だから治療を望まないことがある。統合失調症の方でも、症状が強いときは苦しさを訴える一方で、薬で落ち着くことが「だるさ」や「鈍さ」として体験され、結果として薬を飲み続けることが難しくなることがあります。 だから、統合失調症の治療でとても大事なのは、服薬コンプライアンス、つまり「薬をきちんと続けること」です。これは精神科の臨床では本当に大きなテーマです。薬を飲み始めたときは良くても、だるさが出てきてやめたくなる。あるいは症状が落ち着いたことで「治った」と感じて中断してしまう。すると再燃する。こうしたサイクルが起きやすいんですね。 抗精神病薬は、統合失調症だけではなく、難治性の不眠に使われることもあります。難治性の不眠というのは、簡単に言えば「頭のスイッチが切れない」状態です。眠りというのは、覚醒のスイッチが自然にオフになったときに訪れます。ところが覚醒が入りっぱなしだと、寝たくても寝られない。そういうタイプの不眠に対して、抗精神病薬が効くことがあります。 ただしその場合も、やはり「持ち越し作用」が出やすい。翌日まで眠気が残る、だるさが残る、頭が回らない、という感覚が生じやすいんです。だから「眠れたけど、翌日がつらい」という評価にもなりやすい。 それでも、見方を変えると、抗精神病薬で「過剰な覚醒そのもの」を落ち着かせることは、原因に近いところを整える治療とも言えます。たとえばベンゾジアゼピン系睡眠薬で強制的に眠らせる方法は、短期的には助けになりますが、根本の過覚醒が強いと、量が増えやすくなったり、依存や耐性の問題が出てきたりすることもあります。過覚醒が原因の不眠に対しては、覚醒の土台を下げることで、ベンゾジアゼピン系の必要量が減る、という場面も臨床ではよく経験します。 もちろん不眠の原因は一つではありません。概日リズム障害、つまり体内時計のずれが問題になることもあります。私たちの生活は24時間で回っていますが、体内時計は少し長めに進む傾向があるとも言われます。日々の光や生活習慣で調整して生きているわけですが、その調整がうまくいかないと、病的に眠れない形として現れることがある。ストレスで覚醒が強くなる場合もあります。原因は本当に様々です。 ただ、少なくとも「覚醒が強すぎる」「神経がピリついている」「頭が止まらない」というタイプの不眠、あるいは精神病症状に対して、ドーパミン系を落ち着かせる治療は、理屈としてはとても筋が通っています。問題は、その筋の通った治療が、体感としては「だるい」「眠い」「頭が回らない」という不快感を伴いやすいこと。だからこそ、継続が難しくなる。ここが、精神科治療の現場で私たちがいつも向き合っているリアルです。 そして最後に、もう一つ整理しておきます。「精神病」と名のつく状態、たとえば統合失調症だけでなく、てんかんに関連した精神病状態、アルコールによる精神病、覚醒剤など薬物による精神病、精神病性うつ病など、いわゆる「精神病症状」が前面に出る状態では、ざっくり言うとドーパミン系の過活動が関わっていることが多い、と理解するとわかりやすいと思います。もちろん部位によってはドーパミンが低下して陰性症状に関わる、など細かな話もありますが、今日の話の主軸としては「過剰な覚醒を落ち着かせるためにドーパミンを抑える」「それがだるさにつながりやすい」という点を押さえてください。 まとめます。抗精神病薬がだるくなるのは、過剰なドーパミン活動を抑えることで、過覚醒を鎮め、鎮静がかかるからです。治療としては理にかなっている一方で、本人の主観としては「奪われた感じ」「鈍くなった感じ」「眠い」「だるい」「頭が働かない」という不快感になりやすい。だからこそ、統合失調症の治療でいちばん難しく、そしていちばん大事なのは、服薬を続けてもらうこと、つまり服薬コンプライアンスを支えることなんです。 今日の話が、薬の「だるさ」に悩んでいる方、あるいはご家族として支えている方にとって、少しでも理解の助けになればうれしいです。 それでは今日はここまでにします。精神科医の芳賀高浩でした。また次回、お会いしましょう。