日銀が政策金利を引き上げ　住宅ローンはどうなる？　FPが試算・福島 скачать в хорошем качестве

日銀が政策金利を引き上げ　住宅ローンはどうなる？　FPが試算・福島

私たちの暮らしに不可欠なお金に関する重要な会議が日本銀行で行われ政策金利を「0.75％」に引き上げることを決めました。 この動画の記事を読む＞ https://news.ntv.co.jp/n/fct/category... 0.75％という数字は30年ぶりの高水準ですが住宅ローンや預金金利にも直結するこの決定、私たちの暮らしにどう影響してくるのでしょうか。 バブル経済の崩壊から30年あまり。 日本の金融政策を決める日本銀行の最高意思決定機関は未踏の領域に足を踏み入れました。 ■日本銀行 植田総裁 「従来の0.5％程度から0.75％程度へと変更することを全員一致で決定しました」 日本銀行は19日、金融政策の1つとして定める「政策金利」をこれまでの0.5％から0.75％に引き上げることを決めたのです。いわゆる「利上げ」。金融機関の預金金利や貸出金利＝つまりローン金利などに影響するもので「0.75パーセント」は1995年以来、実に30年ぶりの高水準になります。 この決定に街の人からは… ■会社員30代（男性） 「日本のためだったら政策金利ちょっと上げた方がいいのかなとちょっと思っていた」 ■会社員40代（男性） 「住宅ローンとか金利負担がこれから上がるだろう」 利率が変わる「変動金利」で住宅ローンを組んでいる人にとっては、このニュースは気がかりなようです。 県内の銀行関係者によると今回の利上げにより、全国の銀行で変動型の住宅ローン金利が上がるとみられていて、その分、家計にとっては負担が増えることになります。 その影響は、どれほどのものなのでしょうか。 ファイナンシャル・プランナーに試算してもらいました。 例えば、借入金額が4000万円で返済の期間が25年間の場合 ■みんなの保険屋さん FP 吉田康貴さん 「0.25％利上げとなると、月額で約4400円ほどあがります。年間負担額としては5万2000円ほどと」 単純計算すると、年間で5万円の負担となり、25年で見ると100万円ほど増えることになります。 ファイナンシャルプランナーの吉田さんは、今後のさらなる金利の上昇も視野に返済計画を立てた方が良いと話します。 ■みんなの保険屋さん FP 吉田康貴さん 「自分が納得できる選択肢を選ぶというのが重要です。それにはなかなか専門知識が必要になってくるので専門家に相談するというのが重要だと思います」 今回の利上げ。良いこともあります。銀行に預けているお金の利子が増えることになり預金が多い人にとっては利息収入の増加が見込めるのです。日銀は、企業の賃上げの動向が堅調なことなどを踏まえて、利上げに踏み切りましたが、足元を見れば行き過ぎた物価高があります。 「物価の番人」とも言われる日本銀行。利上げは、この問題を解決する好材料となるでしょうか。 ◆福島中央テレビ報道部公式SNS（Ｘ）   / fctnews1   ◆【最新ニュース配信中】 https://news.ntv.co.jp/n/fct ◆みなさまからの動画・写真の投稿はコチラから！ 「中テレ投稿BOX」 https://www.fct.co.jp/form/14 ◆中テレアプリで気象情報や臨時ニュースを通知 https://www.fct.co.jp/appli/