【躁うつ病セルフチェック】外から見える躁状態のサイン6つ【精神科医が4.5分で説明】 скачать в хорошем качестве

【躁うつ病セルフチェック】外から見える躁状態のサイン6つ【精神科医が4.5分で説明】

0:05 （１）はじめに 0:35 （２）①テンションが高すぎる 1:02 （３）②服装が派手になる 1:35 （４）③連絡を取りすぎる 2:14 （５）④多弁になる 2:47 （６）⑤上から目線になる 3:20 （７）⑥怒りっぽくなる 4:00 （８）まとめ 「躁うつ病（双極性障害）」では、躁状態が悪化すると影響が強まるため、早めに気づいて早めに対策することが大事です。一方、躁状態は時に自分で気付きにくく、外からの方がわかりやすいこともあります。 その「外から見える躁状態のサイン6つ」につき、精神科医が要点を約4.5分の動画にまとめています。 出演：春日雄一郎（精神科医、医療法人社団Heart　Station理事長） こころ診療所吉祥寺駅前　https://kokoro-kichijoji.com 府中こころ診療所　https://fuchu-kokoro.com チャンネル登録お願いします　   / こころ診療所チャンネル   ↓↓内容の詳細は下記になります。 （１）はじめに：外から見える躁状態のサイン6つ 躁うつ病セルフチェック。今回は「外から見える躁状態のサイン6つ」についてやっていきたいと思います。よろしくお願いします。 躁状態は悪化してしまうと対策が難しく影響が大きくなってしまいますので、早めに気づき早目に対策することが大事です。 そして、しばしば自分よりも「外からの変化」で気づかれるということが少なからずあります。 今回は「外から見える躁状態のサイン6つ」をやっていきたいと思います。 （２）①テンションが高すぎる 普段と様子が違い、妙にテンションが高いとき、躁の症状「高揚気分」のことがあります。 ＜高揚気分＞ 高揚気分は別名「躁気分」ともいい、気分が高まって「何でもできる」と感じることです。 外から見ると、普段と違う妙なハイテンションのように感じられることが多いです。 そして、一緒にいると巻き込まれて疲れ果て消耗してしまうことも特徴です。 （３）②服装が派手になる 急に服装が派手になったときは躁のサインの場合があります。 ＜服装と躁状態＞ 躁の時は、色合いなどが派手な服を着る傾向が指摘されます。 理由は諸説ありますが、気分の高揚や感情の強さという「内面」を、ある種「服」という形で反映しているとの見方があります。 そして、これは服だけじゃなくてバッグ・装飾品・髪型など周辺のものに反映されることもあります。 （４）③連絡を取りすぎる 昼夜問わず、急に連絡が増えるような時は、躁による「過活動」の可能性があります。 ＜過活動と連絡＞ 躁では活動が増えすぎる「過活動」がありますが、この中には対人接触も含まれます。 「多弁」や「誇大性」を合併してある種「押しが強い」連絡・働きかけになることも多いです。 そして、「睡眠欲求の減少」の結果、昼夜問わず連絡することもあります。 （５）④多弁になる 話し出すと止まらなくなるということがある場合は、躁の症状「多弁」のことがあります。 ＜躁状態と多弁＞ 多弁は早口・大声で感情が強く「しゃべり続ける」状態で、さえぎることは非常に困難です。 そして、逆に相手をさえぎり一方的に話すことが多く、内容はまとまりを欠く場合が多いです。 無理に止めようとすると怒ってしまいトラブルのリスクになる面があります。 （６）⑤上から目線になる 「いつもと違って上から目線が目立つ」時は、躁状態による「誇大性」のことがあります。 ＜誇大性と「上から目線」＞ 躁の時は、自尊心が強まりある種「誇大的」な状態になります。 それが態度や話し方に出ると、相手からは一種の「上から目線」に見える事があります。 そしてある種「圧が強く」感じられ、相手は「息が詰まる」感覚になる事があります。 （７）⑥怒りっぽくなる ささいなことでも、いつもと違って激怒してしまう時、躁の「易怒性」の場合があります。 ＜躁状態と「易怒性」＞ 躁状態ではしばしば怒りっぽくなることがあり、それでトラブルになる場合もあります。 原因は2つ言われます。まずは「易刺激性」刺激に敏感になるために、小さいストレスでも大きく反応する場合があります。 また「誇大性」「頭の回転が速くなる」ことから、相手の「至らない点」がすぐ見えて、怒りが湧いてくる場合もあります。 （８）まとめ 今回は躁うつ病セルフチェック「外から見える躁状態のサイン6つ」を見てきました。 外から見える躁状態のサイン6つは以下の通りです。 「テンションが高すぎる」「服装が派手になる」「連絡を取り過ぎる」「多弁になる」「上から目線になる」「怒りっぽくなる」。 こういったことがあったら、早目にそのサインに気づいて、早目に相談をして、早目に気づいてもらう。 これが躁状態を悪化させないために大事なことになってくるかと思われます。 こころ診療所グループ（医療法人社団Heart　Station） 府中こころ診療所（東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887) こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル６階、☎0422-26-5695) #躁うつ病　#双極性障害　#躁状態　#派手な服装　#上から目線　　 【解説者】 医療法人社団Heart　Station　理事長　府中こころ診療所院長　春日雄一郎 精神科医（精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医） 2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。